teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]


新着順:10/986 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

バランスアナログアキュライザーが教えてくれたこと

 投稿者:酒仙坊  投稿日:2020年 8月23日(日)05時22分42秒
  通報 返信・引用
  まず、第一に演奏者の意図が分かりやすくなります。古典調律のヤング律で調律されたベヒシュタインを使用した、モーツアルトのソナタのCDを入手しましたが、なぜベヒシュタインを選び、なぜヤング律で調律したのか、モーツアルトの演奏はかくあるべきとの演奏者の意図が分かるようです。
そして、カンタータやレクイエムなどの合唱の加わった編成の大きい曲では、各パートが鮮明に捉えられます。また、バロックアンサンブルの通奏低音の動きが鮮明になりますので、ポリフォニ―音楽の理解が進みます。それ故、バロックからルネッサンス期、さらにはゴシック時代の音楽まで遡って楽しめるようになりました。
次に、メディア製作のエンジニアの意図が見えるようになります。ダイレクトカッティング盤を2種類入手しましたが、マイク配置やミキシングなど、ダイレクトカッティング盤制作に至るプロセスのエンジニアの意図と熱意が伝わってきます。
また、フォーマット違いや製作プロセスの違いも分かりやすくなります。ダイレクトカッティング盤とアナログマスターからのアナログ盤とディジタルマスターからのアナログ盤の違いが分かりやすくなります。ダイレクトカッティング盤と同時収録のディジタル音源の違いもよく分かります。
アナログ盤には、レーベルや製作元によるイコライザーカーブや位相の取り方の問題があります。これまで漫然と何か違うなと感じていたことが、イコライザーカーブや位相の問題ではないか?と指摘することも容易になってきました。例えば、ARCHIVレーベルは、Hamburg製、Hanover製、日本ポリドール製などがありますが、聴こえ方に違いがあることも分かってきました。
バランスアナログアキュライザーは、単に心地よく聴けるようになったとか、低音がどうだとか、倍音がどうだとかいう聴き方から、より深く感性と洞察の仕方を刺激してくれます。そのために、音律や音楽史やメディアの製作技術に関する知識習得の意欲も増してきます。
こういったように、単なるアクセサリーですが、使い手の音楽の捉え方や知識を引き上げてくれる存在と言えましょう。

 
 
》記事一覧表示

新着順:10/986 《前のページ | 次のページ》
/986