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内輪ネタだが、これは寮の閉鎖性を強く反映したものである。

 投稿者:月火水木金正日  投稿日:2006年 7月10日(月)01時33分59秒
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  あの寮生に何を言っても無駄かもしれないが

ゴーレムは、ゴーレムじゃなくて、ゴーダムですからネ。
本人が気に入っているとか、定着しているからとか、ごちゃごちゃ言おうと
ゴーレムはゴーダムであってゴーレムではありません。
本物の「ゴーレム」が許可しているというなら良いでしょうが、そうじゃありませんので
本日から、ちゃんとゴーダムと名乗るべきです。

ゴーレムは「ユダヤ教の泥でできたキョンシー」であるから、あのゴーレムをゴーレムと呼ぶのは論外である。
ゴーレムがなぜゴーダムなのかについては、あまりに自明すぎて逆に証明が難しいのだが、
説明を試みる。まず主題歌である。

【行くぞ!ゴーダム】

行くぞゴーダム 発進だ
みんなの町を 守るため
地震のもとを ふみつぶせ
台風の目に 体あたり
びくともしない でかいやつ
たよりになるやつ いかすやつ
ゴーダム・イコール・ゴワッパー
ゴーダム・イコール・ゴワッパー5!


とある。一九七〇年代、人類は地底人と戦っていたことをみなさんに背景として知ってもらいたい。そうしないとちんぷんかんぷんだろう。
それをふまえた上で歌詞の内容に移るが、はっきり言って、ゴレームのこととしか言いようのない歌詞であろう。

このことから、ゴーレムは当初ゴーダムと名付けられた。にもかかわらず、その一九七〇年代を知らないガキどもが、勝手に名前を変えてしまったのだ。
許せない、言語道断である。

もう一度言う、

ゴーレムはゴーダムである。


---------------------------

第8話「強敵! モスンダー」
演出/鳥海永行 脚本/田口章一・中原朗
 地底魔人ドロンジャーのマグダー将軍(声/寺島幹夫)は、地球物理学者の戸川博士(声/村瀬正彦)こそが、ゴワッパー5とゴーダムを指揮するボスではないかと(見当違いの)狙いをつけた。

 戸川博士の息子・一郎(声/神谷明)は、ゴワッパー5の一員・津波豪(声/安原義人)と同級生であるのだが、二人の仲はあまり良くない様子。顔を見れば喧嘩ばかりしていた。しかし、彼の父が“地球空洞説”を唱えていることを知ったゴワッパー5のリーダー・岬洋子(声/二木てるみ)は、博士が地底魔人に狙われることを予測し、豪をその護衛に赴かせる。
 豪は一郎と共に戸川博士が勤務している研究所に向かったが、そこに突如、地底魔人の小型戦車が出現。豪の奮戦も空しく、戸川博士は何処かへと連れ去られてしまった。ゴワッパー5は直ちに博士の捜索を開始するのだが、ことごとく空振りに終わる。
 地底国にさらわれた戸川博士は、ゴーダム基地の場所を吐かせようとするマグダー将軍によって過酷な拷問を受けていた。しかし、当然ながら博士はゴワッパーたちの事など何一つ知らないので答えられるはずはない。

 そのころ、地上にひとり残された一郎は父親の身を案じて塞ぎこんでいた。彼は博士が地底魔人たちから「ゴワッパー5のボス」と呼ばれていたことを思いだし、父が誘拐されたのはその“ゴワッパー5”のせいだと嘆く。当事者として全ての事情を知っている豪だが、この場はただ沈黙するしかない……。
 しかしその夜、なんと戸川博士は傷だらけの姿で自宅へと帰ってきた。かくも容易く、地底魔人が博士を解放したことをいぶかしむゴワッパーたち。……そのとおり、これはマグダーの作戦であった。戒めから自由になった博士はその足で真っ先にゴーダムの基地へと向かうはずだと考え、わざと彼を逃がしたのだ。

 衰弱が激しい戸川博士はそのまま病院に収容され入院することになったが、マグダーはその病院こそがゴーダムの基地だと誤解して、巨大な芋虫に似た火炎鉄獣・モスンダーを出撃させた。モスンダーの襲撃により灼熱地獄と化す病院。地底魔人の出現を知ったゴワッパー5とゴーダムは直ちに出撃! カカト落としと怪力に任せた必殺チョップで、モスンダーをバラバラに砕くゴーダム。そして、専用車・ゲソマシーンを駆る豪の活躍により、一郎と戸川博士の命も救われた。

 一夜明け、エド市の空港には戸川親子とゴワッパー5の姿があった。博士は、近く開催される地球物理会議に出席して、地底魔人たちの実在を世間に広く訴えるつもりであった。そして、一郎と固く再会を約束して別れる豪の胸中には、いつしか熱いものが込み上げていた。

 だが、機上の人となった二人を見送り、充実感と安堵の気持ちを抱きつつ帰路についたゴワッパーたちの耳に衝撃的なニュースが飛び込んできた。戸川博士親子が乗った、あの旅客機が消息を絶ったというのだ! あまりにも突然の悲報に愕然とする豪。

「……や、やりやがったな地底魔人! かえせーっ! 地底魔人、俺の友達を返せーっ!」

 ……その日の夕刻、日没前。某国空軍がB海域を低空飛行訓練中、海上に漂う旅客機の残骸らしきものを発見したと知らせてきた。だが、それが地底魔人の仕業であると報告してきたものはいなかった。地底国の存在やその恐ろしい企てを、まだ誰も知らない……。


解説
 あまり知られていないが、『ゴーダム』といえば実は気が滅入るエグいトラウマ話の宝庫。
 『ザンボット3』や『Vガンダム』と並ぶ日本3大トラウマロボットアニメに認定すべきインパクトを持つ問題作なのです。 (今回は紹介しないが、臆病だったゲストキャラの少年がありったけの勇気を振り絞ってネンドロイド(戦闘員)に立ち向かっていったその刹那、もみ合ううちにナイフで腹部を刺されてしまい、そのまま絶命する第30話も強烈!)
 この「強敵! モスンダー」もそんなすさんだ話のひとつで、視聴後に残るイヤ〜な後味が初見以来忘れられない。

 今回のゲスト・戸川博士と一郎親子には、地底魔人に狙われてしかるべき何の過失もない。ゴーダムの司令官に誤解されるという、いわば全くの「とばっちり」によって被害に遭った訳である。他作品ではよく、誤解からヒーローに対して歪んだ憎しみを向けるゲストキャラが登場するが、本作において「父親が拐われたのはゴワッパー5のせい」だと主張する一郎の糾弾にはそれなりの正当性があるだろう。(たとえ正当性があっても、被害者意識剥き出しで必要以上にヒステリックにワメいてるキャラには視聴者が反感を持ってしまうが、本作はギリギリ感情を押さえて芝居をさせた演出が切ない)

 で、通例では、たとえ筋違いの誤解であっても“戦い”を通してヒーローはそれを克服し、反感を持たれていたゲストキャラから最終的に信頼を勝ち取るまでが綴られるのが、こうした物語のパターンである。本作は一見そのセオリーを踏襲するかに見せつつ、最後の最後でヒーローチームの奮戦を一瞬にして無意味なものとする描写をくっつけて、どうしょうもないデッドエンドにしてしまうあたりがまたイジワル。理不尽な暴力に対して、ここまで「何もすることが出来ない」無力な主人公の姿を描写することは、彼らのヒーローとしてのアイデンティティを否定することにも等しいからだ。
 守るべきものを守りきれなかった豪の敗北感にシンクロして、見ているこちらも心底打ちのめされてしまった。

 また、このラストは作品世界の中において、平和を守るヒーローができることの“上限”をも冷酷に示していると思う。実際問題としてリアリズムを突き詰めるならば、ヒーローは悪の組織に狙われた人物を全員救えるわけではないだろうし、一度ヒーローの活躍によって助けられた人が、それ以降に再び悪の組織から狙われなくなるという保証はどこにもない。だが、それを言い出すとキリがない……! 全ての人間を助けるなんてことは世界中を24時間体制で監視していない限り不可能だし、個々のケースのアフターケアまで考えてたらヒーローロボが何百体あったって足りない。

 こういう点も含めて、この話はヒーロー譚の“禁じ手”に触れているかもしれないけれど、だからこそそのインパクトは絶大。精神状態の安定しているときに限り、一見をお薦めする。
 

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