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米国、カトリーナ被災者の救援物資を他国に提供

 投稿者:堀江  投稿日:2005年10月16日(日)13時02分45秒
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  [ワシントン 14日 ロイター] ハリケーン「カトリーナ」の被災者への支援物資としてイギリスから送られた食料(33万食分)を、米政府が他国に提供することになった。英国産牛肉の輸入禁止を米政府が決定していたからだ。

米国務省のアダム・エレリ報道官は、報道関係者への状況説明会見で「携帯用調理済食料(MRE)はアーカンソーの倉庫に1ヶ月以上保管されていました。MREには牛肉が含まれていたため、米国内に配布することを農務省が禁じていたからです。我々は、英国から善意で提供された救援物資を処分しようとしている。英国の人々の友情を踏みにじるようなものです」と話した。

狂牛病の恐れがあるため、アメリカは英国産牛肉の輸入を禁止している。

「さらにドイツ、ロシア、スペイン、フランスから提供された3万3千食のMREも、法的規制によりカトリーナの被災者の手に渡ることは無かった」とエレリ報道官。

フロリダ州、メキシコ湾岸地域はハリケーン「カトリーナ」によって甚大な被害を受けた。その後、100ヶ国以上から救援の手が差し伸べられた。

米政府の救援対策には、政府機関内での決定が滞り、「あまりにも遅すぎる」と批判の声が上がっていた。

当初から50万食のMREが必要とされ、米政府は各国の大使館を通じて食料提供を呼びかけた。そんな時、英国は直ぐに依頼に答えて救援物資を送った国の一つだ。

イギリスに恩知らずだと思われたくない、と米内務省は述べている一方、寄付された食料を「物資を必要とする他国」に輸出するため努力していると説明する。

エレリ報道官は、「救済を求める人々に、直ぐにこれら救援物資を送り届けたい。なぜなら、これを必要とする人達は、今すぐにでも欲しいと思っている人達だからです」と話す。

報道官はさらに語る。

「MREの賞味期限については、分からなかった」
 

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