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音を聴くだけではお手上げなので

 投稿者:Aquirax@tokyo  投稿日:2017年 4月 4日(火)19時15分45秒
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  変な先入観になるといけませんが、酒仙坊さんが紹介しておられるFAZIOLIのサイトを読んで考えてみました。

社史を読むと、プロトタイプが完成したのが1980年で、その翌年に会社が設立されています。
1982年段階での月産が2~3台。
クラシック界の著名奏者たちの目に留まり、コンサートホールに導入されだしたのが80年代半ばです。

ハービーがFAZIOLIと関わるのは、おそらくもう少し後、本格的に北米市場に参入した90年代半ばあたりかと。
社史の年表では1995年に彼の画像が載っていますので、あるいはその年にオーナーになったのかもしれません。
ただ、その時点でNYCのスタジオでレコーディングするのに「FAZIOLIでないと弾かない」と言える状況ではなかったでしょう。

というわけで・・・・・
酒仙坊さんが選んだCDの内のB:UCCU-5568「ニュー・スタンダード」の録音に使われたピアノがFAZIOLIである可能性は「ないとは言えないが、それほど高くはない」と思っています。
このアルバムは発表と同時に北米盤を購入して聴いていますが、久しぶりにアルバム単位でアコースティックピアノを弾いた作品として印象に残っているのは確かです。
当時の感覚では「ずいぶんとマイルドに録れた(その分ちょっと物足りない)ピアノの音」と感じました。
今だと「そこがFAZIOLI的な端正さか?」と聴こえなくもないですが。

なぜ今のハービーが「FAZIOLIでないと弾かない」のか?
著名奏者として、世界最高品質のピアノメーカーへのリスペクトを表明したい、というのが大きな理由だと思います。
まだまだスタインウェイ信仰が強い北米の現状を変えたいと思っているのではないでしょうか。
彼ほどの奏者なら、演奏に際してことさら"筆を選ぶ"必要などないはずです。
もう高齢なので、仕事をセーブする口実にしている、というのもあるかもしれません(笑
 
 
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