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ハービー・ハンコックに挑戦(4)

 投稿者:酒仙坊  投稿日:2017年 4月26日(水)04時54分12秒
返信・引用
  M氏からのケルンコンサートの挑戦への返礼としてハービー・ハンコックとアンジェラ・ヒューイットを聴いてもらった結果ですが、次のようなことでした。
A(SICP-4261・4262 1978年録音)は、YAMAHAのようでもあるし、NYスタンウェイのようでもあるしということで不明
B(UCCU-5568 1996年録音)は、FAZIOLIのようでもあるが、スタンウェイのようでもあるしということで断定はできない
C(LC06868 2010年録音)は、録音もよくFAZIOLIであることは確実
なお、Jazzの演奏では、ピアノの音色の特色を活かす弾き方をしているかどうか、また仮にそうであっても録音の過程でリバーブとかの処理が入って本来の音色が変ってしまっている可能性もあるというご意見でした。
また、B氏から画面ではっきりとFAZIOLIを弾いていると分かる2006年のライブ動画の紹介を受けましたが、この場合、音質だけでは確信を持てません。良い音源と適切な再生方法が揃わない限り、軽々に判断しないように注意しています。
https://youtu.be/oLU87og4QsE
アンジェラ・ヒューイットについてのM氏のコメントは、明らかにFAZIOLIであることは分かるが、演奏もしくは録音がFAZIOLIの特色を生かし切れていないようだということした。
 
 

ハービー・ハンコックに挑戦(3)

 投稿者:酒仙坊  投稿日:2017年 4月 6日(木)04時46分22秒
返信・引用
  以上から、ハービー・ハンコックはある時期からFazioliを使用していることは、良い音源と適切な再生方法を選び、また既知の他音源と比較したり、資料をあたった結果、確からしいということが分かってきました。ケルンコンサートと比べると、キース・ジャレットのピアノの方が重厚で、ハービー・ハンコックのピアノの方が華やかで軽快な感じがします。ハービー・ハンコックが、なぜFazioliに拘っているのか、彼の音楽性を十分に理解していませんので、分かりません。
一方、アンジェラ・ヒューイットのフーガの技法やゴールドベルク変奏曲は、チェンバロや他のピアノでよく聴いていますので、Fazioliで聴くと、最初は戸惑いもありましたが、Fazioliの音色を活かした、新しいBach像を描いてみたいというヒューイットの意図が分かります。
このような印象から、ハービー・ハンコックがFazioliに拘っているのは、演奏スタイルが、スタンウェイではシャープになりすぎ、ベーゼンドルファーでは重々しくなりすぎるということではないかと推測するのが精いっぱいのところです。
ケルンコンサートでM氏の挑戦を受けましたので、今度はハービー・ハンコックとアンジェラ・ヒューイットを聴いてもらって、このピアノは何?と逆襲してみたいと思っています。
繰り返しますが、自分の耳で良い音源と適切な再生方法を選び、また既知の他音源と比較したり、広く資料をあたって理解が深まっていけば、より深く音楽を感じ取ることができるのではないでしょうか。
 

実にFAZIOLI

 投稿者:Aquirax@tokyo  投稿日:2017年 4月 5日(水)12時21分29秒
返信・引用
  丈青の「See You While Playing The Piano」を聴いてみました。
と言いましても、Amazonのサンプル音源です(笑
少しホールの残響が強いようでしたが、聴いてすぐにFAZIOLIをイメージさせるピアノでした。

私がこれまでに聴いた(と言えるのか?)FAZIOLIは1998年録音の「To Fazioli piano solo Eiji Yamamoto(YPM-007)」というCDだけなのですが・・・・
FAZIOLI(F278)を聴かせるためのCDということだったので、楽器の音そのものの印象は強烈に残っています。
 

ハービー・ハンコックに挑戦(2)

 投稿者:酒仙坊  投稿日:2017年 4月 5日(水)04時39分14秒
返信・引用
  Fazioliの生音を聴いたことがないというハンディは、次のような音源との比較をすることでカバーします。
 D:丈清:See You While Playing The Piano(11.2MHzDSD)
 E:アンジェラ・ヒューイット:フーガの技法(CDA67980 )
F:アンジェラ・ヒューイット:ゴールドベルク変奏曲(CDA68146)
これらはFazioliであることが分かっていますので、これらを聴いた後、再びハービー・ハンコックを聴いて比較します。
Dはさるディーラーのデモで聴いて、スタンウェイでもヤマハでもベーゼンドルファーでもない・・と感じて問い合わせてFazioliであることが分かった音源で、11.2MHzDSDの録音だけあって CDに比べ、ピアノの細部にわたる音色が明瞭に出ています。
EとFは、Fazioliで演奏と書いてありますので、そう思って聴くと、Dの音質のグレードを落としたような音色です。
これらを比較していくと、ハービー・ハンコックの最新録音のCは、Dの丈清のピアノの音色に良く似ているように感じます。
 

音を聴くだけではお手上げなので

 投稿者:Aquirax@tokyo  投稿日:2017年 4月 4日(火)19時15分45秒
返信・引用
  変な先入観になるといけませんが、酒仙坊さんが紹介しておられるFAZIOLIのサイトを読んで考えてみました。

社史を読むと、プロトタイプが完成したのが1980年で、その翌年に会社が設立されています。
1982年段階での月産が2~3台。
クラシック界の著名奏者たちの目に留まり、コンサートホールに導入されだしたのが80年代半ばです。

ハービーがFAZIOLIと関わるのは、おそらくもう少し後、本格的に北米市場に参入した90年代半ばあたりかと。
社史の年表では1995年に彼の画像が載っていますので、あるいはその年にオーナーになったのかもしれません。
ただ、その時点でNYCのスタジオでレコーディングするのに「FAZIOLIでないと弾かない」と言える状況ではなかったでしょう。

というわけで・・・・・
酒仙坊さんが選んだCDの内のB:UCCU-5568「ニュー・スタンダード」の録音に使われたピアノがFAZIOLIである可能性は「ないとは言えないが、それほど高くはない」と思っています。
このアルバムは発表と同時に北米盤を購入して聴いていますが、久しぶりにアルバム単位でアコースティックピアノを弾いた作品として印象に残っているのは確かです。
当時の感覚では「ずいぶんとマイルドに録れた(その分ちょっと物足りない)ピアノの音」と感じました。
今だと「そこがFAZIOLI的な端正さか?」と聴こえなくもないですが。

なぜ今のハービーが「FAZIOLIでないと弾かない」のか?
著名奏者として、世界最高品質のピアノメーカーへのリスペクトを表明したい、というのが大きな理由だと思います。
まだまだスタインウェイ信仰が強い北米の現状を変えたいと思っているのではないでしょうか。
彼ほどの奏者なら、演奏に際してことさら"筆を選ぶ"必要などないはずです。
もう高齢なので、仕事をセーブする口実にしている、というのもあるかもしれません(笑
 

ハービー・ハンコックに挑戦(1)

 投稿者:酒仙坊  投稿日:2017年 4月 4日(火)04時35分59秒
返信・引用
  ケルンコンサートについては目途を付けましたので、Aquilaxさんがお手上げだと言われたハービー・ハンコックに無謀な挑戦です。無謀という意味は、普段はJAZZを聴かないからということとFazioliの生音を聴いたことがないからです。
CDはハービー・ハンコックの電子ピアノやキーボードも演奏しますから、それらを避けて聴くことにします。
ハービー・ハンコックはFazioliのオーナーであるだけではなく、Fazioliがなければコンサートを断ることもあるそうですし、来日時も実際にFazioliが準備されたそうです。なお、Fazioliのオーナーになれて誇らしいと言った年代が分かりませんので、年代を替えたCDを選びます。
https://fazioli.co.jp/diary/2013/11/post-45.html
https://fazioli.co.jp/diary/2015/03/Herbie%20and%20Chick%20with%20Fazioli.html
https://fazioli.co.jp/diary/2013/10/post-43.html
https://fazioli.co.jp/people/people26.html
 A:SICP-4261・4262 1978年録音
 B:UCCU-5568 1996年録音
 C:LC06868 2010年録音
Aから順に聴いていきましたが、AはNYスタンウェイのようにも聴こえるしはっきり言ってお手上げです。Bは、消去法でスタンウェイでもヤマハでもベーゼンドルファーでもない・・ということでFazioliではないかと推測されます。CはBの傾向がより明確に捉えられ、消去法でFazioliではないかと、より強く印象付けられます。さて当たっているでしょうか。
 

Re: ケルンコンサート

 投稿者:通りすがり  投稿日:2017年 4月 2日(日)23時08分49秒
返信・引用
  > No.729[元記事へ]

関係者さんへのお返事です。

> 随分前にピアノのコンサートでブラジルでのルービンシュタインの娘さん(その時は
> おばあさんでしたが)がボロボロの調律もろくにしていないヤマハで演奏されましたが
> 素晴らしい演奏で皆さん感激なさいました。その時横にいた合唱の指揮者(私の音楽の
> 先生で素晴らしい感性の持ち主)が一言、素晴らしい音でしたがこんなピアノだれが調律
> したのか?実際は調律出来てなかったと思われる。これを思いだしました。

妻がロシア人の先生にピアノを指導を受けています。
その先生はカメラータからCDを出しておられる方で、イタリアで井阪さんが録音された時にはFazioliを使われたそうですが、日本ではBechsteinのサロンで演奏会を開かれたり、妻の話ではYAMAHAでも何でも全くブランドにこだわりはないのだそうです。しかしながら、どのようなピアノからでもその先生特有の綺麗で端正な音色を出されるとのことでした。
きっとモスクワ音楽院時代をはじめとして、幼いころからの音楽環境で、ピアノではこういう音色を出せるというのを身体に浸み込ませているために、どこに行ってもどのピアノでも変わらぬ演奏ができるのだろうというのが妻の解釈でした。
 

ケルンコンサートの試聴(3)―音楽を聴くためのプロセス―

 投稿者:酒仙坊  投稿日:2017年 3月30日(木)04時44分6秒
返信・引用
  楽器や奏法に関する小生の基本的スタンスは、演奏家が拘っていることは、その演奏を理解するために、リスナー側でも最大限追随できるよう謙虚に知識を得ながら臨みたいということです。
高品質の製品を作り出すには、頑健で造りこまれた製造プロセスと良い原材料が必要です。さらに良く訓練された職員、造りこまれた自動化システムのソフトウェアー、それらをモニタリングしている品質管理の手法が一体となっていることが必要です。同様に、芸術鑑賞も目的達成にはプロセスと一定程度の知識がある方が、より正しい方向に進みやすいと思います。
B氏によれば、今回のSACDのためのDSDリマスタリングには、Grimm AD1というDSD64用のADCが使われているのではないかということです。そういった技術の進展に助けられて、今回、この演奏の詳細を把握できるようになりました。偶然、上新電機のハイエンドアナログ試聴会でアナログ盤を聴く機会があったことを述べましたが、最新のリマスタリングSACDはアナログ盤に迫っていると感じました。
なお、小生が求めている最終の目標は、演奏ではありません。演奏家の解釈と技量があって初めて実現できる作曲家の目指した音楽像です。楽器や奏法や音律などはそのためのプロセスであり、手段です。それらを抜きにして、自分の乏しい感性だけで真の音楽の姿が捉えられると言うほど、自信過剰ではありません。ショパンを理解するにはプレイエルで聴いてみることが望ましいし、モーツアルトのピアノ曲はフォルテピアノがしっくりくることが多々あります。
今までケルンコンサートは試聴会等で聴いてきて、きれいな音だとBGM的にしか聴いていなかったのですが、実際に丁寧にいろいろな方法で聴いて見て、そして資料を当たってみて、評価される意味が多少は理解できましたし、これまでの安易な聴き方を恥じている次第です。M氏にピアノの機種についての氏の推測が正しいのではないかと同意することをお伝えし、これにて本件はクローズさせていただきます。
 

ケルンコンサートの試聴(2)―ドイツ人による評価―

 投稿者:酒仙坊  投稿日:2017年 3月29日(水)05時11分41秒
返信・引用
  以上の印象を途中経過でB氏にお伝えしたところ、ドイツのAmazonのCD評価サイトを紹介していただきました。
https://www.amazon.de/Koln-Concert-Jarrett-Keith-Audio/product-reviews/B00FT02H0C/ref=cm_cr_arp_d_paging_btm_7?pageNumber=7
このサイトでは、ケルンコンサートのCDは非常に評価が高く、123人中104人が五つ星をつけ、平均は4.6です。最大級の賛辞を送っている人もいます。なお、ケルンコンサートのCDはいろいろ出ているそうで、ドイツでの高評価はドイツ盤だからかも知れません。このコメント中に”mit einem alten Besendorfer Flügel(註:旧型のベーゼンドルファーのコンサートグランドでもって)”という言葉が出てきます。一方、小数意見で二つ星をつけたコメントには、”Western-Bar-Piano(註:西部開拓時代の酒場のピアノのような“調律の狂った”ピアノ)”という表現もありました。ケルンコンサートは、以下のような逸話があり、この小数意見も再生方法によってはそのように感じられ、あながち見当違いとは言えません。実際よく聴いていると、ちょっと調律がおかしいのではないかと感じるところもあります。
http://yhkhashimoto.hatenablog.com/entry/2015/12/28/223000
さらに、この後、B氏から下記のサイトの紹介を受け、B氏もベーゼンドルファーであろうと納得されました。
https://www.wikiwand.com/en/The_K%C3%B6ln_Concert
“Bösendorfer 290 Imperial concert grand piano(註:ベーゼンドルファー290インペリアルコンサートグランドピアノ)” が間に合わず、”Bösendorfer piano backstage ? a much smaller baby grand(註:バックステージのベーゼンドルファー、小型のベビーグランド)”で演奏したとのことです。ですからベーゼンドルファーには違いはないが、ちょっとグレードが落ちるものということのようです。
以上のような資料に巡りあえましたが、上記Amazonのサイトのコメントはドイツ語で文学的修辞もあり、全容を読んで十分に理解するに至っていませんが、彼らがどのように感じているか、興味深いものでした。上記Wikiwandの方は、どのようなピアノで演奏することになったか、分かりやすく経過を教えてくれています。これら逸話の詳細についての真偽のほどは分かりませんが、ベーゼンドルファーであることは間違いなさそうです。
 

ケルンコンサートSACDの情報

 投稿者:酒仙坊  投稿日:2017年 3月29日(水)04時54分44秒
返信・引用
  ステレオサウンド誌本年春号P434に掲載されているのを見過ごしていました。
 

ケルンコンサートの試聴(1)―試聴の結果―

 投稿者:酒仙坊  投稿日:2017年 3月28日(火)05時52分14秒
返信・引用
  ちょっと取り込みがあり、音源入手や後で報告するドイツ語の翻訳などでも手間取ってしまいレポートが遅れました。
ケルンコンサートのピアノが何かという問いかけはM氏からの挑戦でした。CDを聴かされたときは、高音はスタンウエイのようでもあるし、左手はベーゼンドルファーでもあるし・・・と迷っていたので、この欄の諸賢に問いかけてみたわけですが、議論が中途半端なことになってしまいました。そこで、M氏と、スタンウエイでないかというメールをいただいたB氏に協力をいただき、自分のコメントの後始末をすることにしました。そのために音源と再生方法を替えて次のような試聴を行いました。
①SACDをMaranz SA11-S2で再生、②CDとSACD/CDハイブリッドのCD層をEMT981で再生、③CDとSACD/CDハイブリッドのCD層をCDドライブBRD-UT16WXからfidataにより44.1KHz PCMでUSB-DACに送り出してPCM再生、④ハイレゾDSD化した音源をPCオーディオでHi-Res EditorによりDSD NativeでUSB-DACに送り出して再生、⑤ハイレゾ化したDSD音源をfidataからDoPでUSB-DACに送り出して再生の5つの方法です。
その結果、いずれもベーゼンドルファーであるという印象を持ちました。特に⑤では、高音質で、演奏の環境ノイズ、打鍵のディテールなどリアルそのもので、録音の優秀さがよく分かり、判断が容易でした。この手の音楽に対しては、感性に乏しいのですが、それでも非常に説得力があるものでした。本来の目的から外れて演奏環境ノイズの推測に興味をもってしまいました。なお、別途、運よく上新電機のハイエンドアナログ試聴会でアナログ盤を聴く機会がありましたが、これもベーゼンドルファーであるという印象を持ちました。
以上、いろいろとアプローチを替えて慎重にテストを行った結果、この種の音楽には低感性で、駄耳の小生でも、一定程度の確信をもって判断できるようになりました。また、再生手段のクオリテイを上げていくと、判断が容易になることも分かりました。
 

ケルンコンサート

 投稿者:関係者  投稿日:2017年 3月27日(月)14時25分33秒
返信・引用
  通りすがり様、いろいろの情報有難うございます。
SACD聴くのにオーディオフレンド宅に伺うのが楽しみになってきました。
いくらピアノの状態が悪くても演奏に関係しないことがあるというのも経験してます。
随分前にピアノのコンサートでブラジルでのルービンシュタインの娘さん(その時は
おばあさんでしたが)がボロボロの調律もろくにしていないヤマハで演奏されましたが
素晴らしい演奏で皆さん感激なさいました。その時横にいた合唱の指揮者(私の音楽の
先生で素晴らしい感性の持ち主)が一言、素晴らしい音でしたがこんなピアノだれが調律
したのか?実際は調律出来てなかったと思われる。これを思いだしました。
ケルンコンサートも同じで弘法筆を......ですね。
 

Re: ケルンコンサート

 投稿者:通りすがり  投稿日:2017年 3月25日(土)10時31分14秒
返信・引用
  > No.727[元記事へ]

関係者さんへのお返事です。

> しかし情報のきっかけはなんだったのでしょうか?ECMの発表がオーディオ雑誌かレコード誌に掲載されていたのでしょうか?

ここに事前アナウンスされていますが
http://tower.jp/article/feature_item/2017/01/31/0101

私が最初に見たのはこの情報ではなく、町田市のオーディオショップ、カンタービレのご主人がFacebookで「これ買いました」的な投稿をされていたものが無意識に刷り込まれていたところに、実際のタワーレコードの店頭でSACDを目にして衝動買いしました。
 

ケルンコンサート

 投稿者:関係者  投稿日:2017年 3月21日(火)10時58分20秒
返信・引用
  通りすがりさま、いろいろお教え感謝します。
このSACDは親しいオーディオフレンドがすでに手配したとのことですので準備が出来たらお伺いして聴いてこようかと思います。ただ不思議なのがこの録音のリマスターがこのように話題になったきっかけです。リマスタリングに新しいDSDを使ったら今までの方法では不可能だった再生音がSACDから出て、結果としてピアノの銘柄まで判別し易くなったということですね。しかし情報のきっかけはなんだったのでしょうか?ECMの発表がオーディオ雑誌かレコード誌に掲載されていたのでしょうか?
 

ケルンコンサートSACD最新盤

 投稿者:酒仙坊  投稿日:2017年 3月20日(月)15時50分55秒
返信・引用
  ケルンコンサートSACD最新盤は下記にリリース情報があり、3月8日にタワーレコードの店舗、オンライン限定での発売で現在取り寄せ中です。
http://tower.jp/article/news/2017/01/31/n101
既に仲間二人が聴いているそうで、SACDのためのDSDリマスタリングには、Grimm AD1というDSD64用のADCが使われているらしいという情報もあり、音質は素晴らしいとのことです。入手できたら、きちんとレポートします。
「再生装置や音源の特性の改良によって得られる情報量が増えると自然と思いはいろいろめぐるもの」とのご指摘は同感です。低感性、駄耳のものにとって何度も苦い経験をしています。チック・コリアやパット・メセニーも同時発売のようなので、ジャズフアンの方は、印象がどう変わるか試してご覧になったら如何でしょうか。
 

Re: ケルンコンサート

 投稿者:通りすがり  投稿日:2017年 3月20日(月)09時42分11秒
返信・引用
  通りすがりのものによる関係者さんへのお返事です。

> ECMのCD入手しましたが、SACDの新しいマスタリング盤については検索しても情報が見つかりません。Youtubeで聴いた印象と変わるものは有りませんがピアノの状態はよけいに良く判りますが
> コメントは避けます。

私は自作ディジタルオーディオプレーヤ愛好家のもので、ジャズ、クラシック音楽に詳しいものではありませんが、装置を改造したときにいつも試聴用に自分の定番曲を再生して、改良できたのかそれとも改悪になってしまったのかを判断しています。ケルン・コンサート Part Iは定番曲のうちの1曲です。
今回、ECMのタワーレコード盤SACD、これはCristoph Stickelによるアナログ・マスターからDSDへのフラット・トランスファーを用いたDSDリマスタリングによるものだそうで、このSACD層のDSD音源を自分のディジタルオーディオプレーヤで、CD層の従来CDマスタリングの音源と比較しながら聴いてみました。
一聴して今までのCDマスタリングの音源とは質が違うと感じ、聴き進めるとともに、従来は単にジャズのピアニストだと思っていたキース・ジャレットが、クラシックのピアノ演奏の世界に相通じる技量をもっている演奏者だと認識を改めるようになりました。
さらにピアノの種類について、今までは特に気にしていなかったものが、低音弦の響きの細部がわかるようになり「これはどのようなピアノだろうか。これがハンブルグ・スタンウェイだとするとこれがハンブルグ・スタンウェイの実力の音というものは自分が今まで漠然と認識していたものよりも高い」と感じました。
さらに、ディジタルオーディオ愛好家ですので、ここから思考が芸術論に展開するのではなく「このDSDフラット・トランスファー」に使われたアナログ・ディジタル変換器は、ソニーなのかマージングなのかと疑問は進み、米国の知り合いの情報によると、オランダのグリムの装置が使われているらしいということで納得した次第です。

再生装置や音源の特性の改良によって得られる情報量が増えると、自然と思いはいろいろめぐるものだと思いました。

なお、このオリジナルアナログマスタの編集制作段階ではペダルの効果ではない、後から付加されたエコーが強くかかっているとのことで、定位のありかたと相まって、不自然な録音という感覚を強くあたえるそうですが、再生装置を改良していくとこのエコーがさらに長く持続します。従ってエコーを嫌われる方にとっては、SACDの音はさらによくないという評価になるかもしれません。
 

こうも言えるかも

 投稿者:Aquirax@tokyo  投稿日:2017年 3月17日(金)09時41分1秒
返信・引用
  酒仙坊さんにご理解いただけたのに蒸し返すのもなんですが・・・・・
楽器は何か?という話、言い切れてないところもあったので、角度を変えて書いてみます。

音楽、演奏にとって、楽器は手段です。
当たり前のことですが、より良い演奏をするために、それに相応しい楽器が求められます。

そう考えますと・・・・
奏者は演奏に拘っているからこそ楽器にも拘るわけで・・・・・
何らかの事情で楽器やそのコンディションに拘れない時でも、演奏によって伝わるものには拘るわけです。
そこで妥協できなければ、演奏を断念します。
奏者にとって、結果的に出した音がすべてです。
それなら、聴き手としては、その時その時の演奏から伝わるものを聴きとるのに集中すれば充分。
その観点からだと、楽器が何かまで気にする必要はない、とも言えます。

結局、楽器についてある程度の"知識"がなければ、楽器の種類が何かなど気にしようがありません。
その"知識"が、演奏そのものをよく聴くための役に立っていればいいのです。
知識もまた、音楽的コミュニケーションの手段となり得ます。
しかし、聴き手が自分の知識の限界を超えて手段に注目しすぎれば、本来の目的の邪魔になり、ただのウンチクになってしまいます。
酒仙坊さんが仰る「針の孔から天を覗くような」オーディオにもなっていくでしょう。

音楽そのものに耳を傾ける中で使用楽器が自ずとわかるようなら、それに越したことはありません。
しかし、そこを聴きとることが目的化すれば、演奏の本質を受け取ることからは逸れます。
それまでに得た経験でわかる人にはすぐにわかるが、そこであれこれと迷うようだと袋小路にはまっていく。
判らなくて気に病むぐらいなら、判らないままにしておいて、いつか判る時が来たら喜んだらいい。
そんなものかもしれません。
 

やっと理解できました。

 投稿者:酒仙坊  投稿日:2017年 3月17日(金)07時33分46秒
返信・引用
  最初からこのような説明をしていただければ良かったのですが。話がどんどんずれてしまったので理解が進みませんでした。
要約すると、好きな音楽ジャンル、好きな演奏で使われる楽器、自分でも演奏する楽器で関心が向いていけば聴く側でも楽器に拘って聴くことがあり得るということですね。
オーディオは、ややもすれば、針の孔から天を覗くようなことをやっている恐れがあります。かつて、アナログ時代にポリーニとミュンヒンガー/シュトットガルトの演奏を聴いて、それまでのアナログ盤で感じていた演奏の印象ががらりと壊れてしまったことがあります。また、2年ほど前から、イコライザーカーブや負荷容量を細かく調整できるフォノイコライザーを使い出して、DG、TELEFUNKEN、フィリップス、エラート、LONDON、Deccaなどの各レーベルの音の印象が変ってしまいました。要するに、針の孔が小さかったということです。インフラノイズの製品は、そのような針の孔を広げてくれた、楽器の質感の生演奏の印象とのギャップが狭まるという意味から使っています。先日、総額2千万円に達するようなハイエンドシステムで、ヒラリー・ハーンのハイレゾ音源を実際の演奏会の音量を超えて再生されたデモを聴きましたが、数回聴いているヒラリー・ハーンの使用楽器のヴィヨームとは程遠い印象でした。
 

拘れないのが実態

 投稿者:Aquirax@tokyo  投稿日:2017年 3月16日(木)18時43分15秒
返信・引用
  少なくとも「楽器の機種には拘る必要なんてない」という考え方はしていません。

まず、奏者の立場で考えれば、楽器の種類やコンディションに拘るのは当たり前です。
それが大前提です。

その上で、聴く側が拘るべきかどうか、という話になりますが・・・・・
聴く側の音楽的力量・理解度・経験値に合わせて拘る(拘り得る)、ということになる、と思います。

私自身について言えば、オーディオで聴く音楽(ジャズ、クラシックに限らず)で使用楽器を言い当てるほどの力量はありません。
こんな感じの音かな??という曖昧なイメージは持っていても、実際に鳴っている音を捉える勘所がわかりません。

じゃあ生で聴いたらどうかと言えば、やっぱりダメだと思います。
生で音楽を聴くことは、オーディオの音を判断するための経験値として有効ですが、生音が持つ迫力に押されて音楽としては点が甘くなるようです(あくまでも私の場合)。
ひたすらその時の演奏に圧倒されているだけでしょう。

ですから、拘っていないのではなくて、拘ろうにも拘れないのです。

唯一、少しはわかりそうだなと思えるのは、ジャズのアルトサックス演奏で使われるマウスピースです。
メーカーによる個性がハッキリしているので、実際に吹いたことのあるものについては、音のイメージがあります。
それでも、ブラインドで聴いて当てる自信は全くないです。
自分で持っているもの数種を自分で吹いた音なら、ものによってはわかるかも、という程度です。
今までで、いかにもな音だなあ、と思って聴いたのは、ジャッキー・マクリーンによるアルトサックスのライブ演奏。テレビ放映です。
ベルグラーセンのマウスピースにプラスチックリードをゴムバンドのリガチャーで止めて吹いていました。
そのセッティングならではの、悪く言えばニュアンスに乏しいぶっきらぼうな音。
かなり極端なケースです。
 

ジャズオーディオではピアノに拘るのかどうか?

 投稿者:酒仙坊  投稿日:2017年 3月16日(木)05時54分41秒
返信・引用
  話しがどんどんずれてしまいました。ガルネリとストラディバリウスの音の特徴からの選択ということから、ピアノの楽器の選択という問題提起をしたわけです。それでハービー・ハンコックのFazioliへの思い入れとケルンコンサートのピアノは何だったのでしょうという問いかけをしました。ブルース調がどうかとかキース・ジャレットの演奏の好き嫌いとかはこの際置いておきましょう。もとに戻ってケルンコンサートのピアノは何だったのでしょう、聴いていて分かりましたでしょうか?それとも楽器の機種には拘る必要なんてないというなら、回答としてはそれで十分です。ちなみにケルンコンサートの最新のSACDを聴いてハンブルグスタンウェイではないかというメールをいただいた方がおられます。もう一つ、ハービー・ハンコックはFazioliへの思い入れがあるようですが、ジャズオーディオマニアは関心がないということでしょうか?
昨日ふたたびM氏と議論しました。ジャズの演奏家はピアノの種類に拘っているように見えるが、ジャズオーディオマニアはピアノの種類に拘っていないように見えるのは、ブルーノート自体がピタゴラス音律以来の協和の比率から外れているので、ピアノの種類や調律が分かりにくいのではないかという推測に至りました。また、ハービー・ハンコックやキース・ジャレットの演奏を生で聴いておらず、オーディオだけで聴いているからではないかという推測もでました。クラシックの場合は演奏を生で聴く機会や、良い録音の、良いマスタリングや良いカッティングの盤などに恵まれているので、ついつい拘ってしまうのです。
 

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