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イスラム国勃興・台頭の因は

 投稿者:爺河童  投稿日:2016年 2月26日(金)19時58分25秒
  シリア内戦の停戦を巡り、米・ロの外相は21日、「暫定合意」を発表しましたが、一方、過激派組織「イスラム国ISIL」はシリアの首都ダマスカス他で連続爆破事件を起こし、 200名近い死傷者を出したと今朝の新聞で報じています。
「アラブの春」の動きに触発されて勃発したシリアの強権独裁「アサド政権」と反体制「自由シリア軍」のシリア内戦は、プーチンロシアがアサドの後ろ盾となり、一方、自由シリア軍へは穏健派アラブ主要国と米国が立ち、この二大勢力の間に、第三勢力と言われる「ヌス?戦線過激派組織」 そして、第四勢力としての「イスラム国IS」が加わり、シリア内戦は四巴の勢力・組織・派閥・宗派が参戦、複雑に絡み合って混迷を極める現状から判断するに、「停戦」、「終戦」に辿りつくまでの道のりは予測不可能な状態だと思います。
何故、アラブ同士、アラブに近いペルシャ、クルド、トルコ、そして、東方正教会のロシア、加えて、キリスト教国の欧米諸国とが、このような衝突を繰り返し、殺戮が絶えないのでしょうか。
この争いの根底には、根源には、我々日本人には到底思いもつかない、確執、軋轢、怨念、恨みつらみ、敵討ち、復讐心があるに違いありません。その一つが、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三つどもえの「宗教戦争」です。同じ神を崇め、同じ民族同士の近親憎悪の陰惨な戦いが連綿と続いて来たと言えましょう。さらには「聖地エルサレム」を己の聖地と主張してやまないこの三大宗教の衝突が続いています。キリスト教の軍隊組織、「十字軍」は、1096年から1272年の176年の間に10回近くもエルサレム奪還に赴き、非道の限りを尽くしたと伝えられています。この「十字軍」の破壊、殺戮、虐殺、惨殺、略奪、無慈悲などが、ユダヤ教徒やイスラム教徒に、拭え切れない怨念として残されているのではないでしょうか。2014年6月に「イスラム国家」建国宣言を行ったISILは、日本も加盟した、米国を主体とする有志連合国を、現代の「十字軍」と呼び、日本国並びに日本人をも、「十字軍」の一員として、ISILのテロの攻撃の目標に定めました。
二つ目としては、英仏ロによる三枚舌外交、「サイクス・ピコ協定」他の密約にあるものと思います。Webの力を借りて整理しますと、こうなります。
① イギリスはフサイン=マクマホン協定の中で、オスマン帝国に対する反乱を行えばアラブ人の独立を支援すると合意した。
② イギリス、フランス、ロシアは1916年のサイクス・ピコ協定でアラブ人の土地も含むオスマン帝国領を三分割する密約を交わしていた。クルド人は分断された。
③ 1917年にはイギリスはライオネル・ウォルター・ロスチャイルド卿に対しパレスチナでのユダヤ人居住地(ユダヤ人民族郷土)建設の約束(バルフォア宣言)を交わしていた。
④ 第一次世界大戦後にイギリスとフランスが行った中東分割はこれら三つの秘密協定が相互に矛盾しないように行われていた。
⑤ 1917年11月の十月革命でボルシェビキがロシア臨時政府を打倒すると、革命政府は旧ロシア政府が結んだ「サイクス・ピコ協定」を暴露した。
⑥ 反乱中のアラブは、この秘密外交の存在に反発を強めた。
仁田先生のブログ、「テロ行為は何に起因するか」-続、続々、そして「テロの根源にあるもの」-続、続々に詳しく解説されています。まさにその通りなのです。

私たち日本人の雑駁な歴史観は、中学・高校の学校教育の中で学んだもので、縄文時代から始まり、って、せいぜい江戸時代ごろまでの主な事変・政変・文化的出来事など、うわべだけをザーッとなぞっただけの、吹けば飛ぶような薄っぺらなものだと思います。今、世界で起きている紛争や諍いを理解する上で、大切な「日本の近現代史」や「欧米の歴史」を知りません。ただただ、不勉強を恥じるだけの昨今です。

元NHKの記者で、「子供ニュース」を担当していた池上彰氏の「時事問題解説」が、一番分かりやすく、この時代に即した番組だと私は思っていますが、彼自身、或は彼を起用するTV局が安倍政権の監視リストに既に記載されているのではと、危惧しているところです。

さて、先日の月曜日、NHKBS3で「アラビアのロレンス」が上映されていましたので、最後まで観てしまいました。約3時間45分の長編でした。
監督は英国の巨匠、デヴィッド・リーン(David Lean、1908年3月25日 - 1991年4月16日)。スティーヴン・スピルバーグや、マーティン・スコセッシなど次世代の映画監督に多大な影響を与え、特にスピルバーグは高校生の頃に『アラビアのロレンス』を見たことで映画監督を目指すことを決心したと語っており、彼を偉大なる師として尊敬。リーンの自然主義的な作風はスピルバーグに大いに受け継がれており、『アラビアのロレンス』『戦場に架ける橋』『ドクトル・ジバゴ』は撮影前に必ず見直す作品だと語っているそうです。これに付け加えるとすれば、デヴィッド・リーン監督のアイルランド独立運動を描いた「ライアンの娘」ではないかと、私は思います。

『アラビアのロレンス』(Lawrence of Arabia)は、1962年のイギリス映画。歴史映画。デヴィッド・リーン監督、ピーター・オトゥール主演。実在のイギリス陸軍将校のトマス・エドワード・ロレンスが率いた、オスマン帝国からのアラブ独立闘争(アラブ反乱)を描いた歴史映画。戦争映画。日本での公開は1963年12月。私が22歳の時、大阪で観ましたが、当時の感想は、壮大で、広大な砂漠で、繰り広げられる戦争というイメージでした。
原版を最新の画像に編集されこの映画を拝見して、鑑賞文化勲章を授賞した平山郁夫作の「シルクロード、月下を行くラクダの商隊」を思わせるシーンが数回ありましたが、史実に基づいたノンフィクション映画であることを再認識しました。馴染みの地名、カイロ、アカバ、ダマスカスが繰り返し出現し、更には、七つの海を支配し、世界制覇を目論んだ英国紳士の狡猾さ、したたかさ、権益中心主義の手練手管が垣間見えました。自国の軍人「アラビアのローレンス」さえも欺き、密約 「サイクス・ピコ協約」 の所在を明らかにして、「アラブ独立」に奔走してきたローレンスに冷水を浴びせかけたのです。
「イスラム国 ISIL」の勃興・台頭の根源はこのあたりにあるものと思います。


 
 

ありがとうございました

 投稿者:仁田  投稿日:2016年 2月 3日(水)07時32分26秒
   爺河童さん、書き込みをいただきありがとうございました。
 政治の劣化が止まらないというのが、私の率直で偽らざる感想です。
 少なくても現政権が誕生するまでは歯牙にもかけられなかった、憲法改正や安保関連法案、そして緊急事態条項など、民主主義社会にあって、とりわけ明治憲法下での痛烈な反省に立って口にするのも恥じるような事柄のことどもを政治の土俵にあげ、あたかもまっとうな主張であるかのごとく取り上げる様子を見るにつけ、無知な為政者の出現によってもたらされる呆れた事態に慨嘆するばかりです。
 土俵にあがったことすら“何たることか”と思わざるを得ませんが、上がったことによって土俵に上げることそれ自体が妥当かどうかの判断を飛び越えて、上げられた問題の内容を審議するという有り得べからざる事態が出来してしまいました。それ自体が正常な事態でないことは火を見るより明らかであるにもかかわらず、そうなってしまえば圧倒的多数を誇る与党にとって思うツボであることは言うまでもありません。与党にしても野党にしても、こうした事態を引き起こしてしまった政治家諸氏については、知性も志も劣化しているとしか言いようがありません。

 それはともかく、こうした政治家諸氏、とりわけ為政者の暴走と劣化に歯止めをかけることのできないジャーナリストは言うに及ばず、それ以上に政権におもねり、政権の意図を忖度して先走りし、お先棒を担ぐようなメディアには憤りを覚えざるを得ません。
 きな臭い世界情勢を口実に、いやもっと言えばそれを出汁にして国民から「いつの間にか気づかれないうちに主権を奪って」しまうことを目論んでいることが透けて見える政権の魂胆と危険性に一市民でしかない私たちが気づいているにもかかわらず、なぜジャーナリズムがそれを指摘し糾弾しないのか訝しく思えてなりません。
 しかし翻って考えてみれば、それも当然なのかも知れません。なぜなら先の大戦で日本が宣戦布告をした際にもっとも高揚感を覚え指示した国民が、戦争回避を唱える新聞社の新聞について不買運動を起こし、それを危ぶんだ新聞各紙が「売れる記事」をつくり、それがまた戦争を煽る結果となったことは周知の事実だからです。

 政権の「下心」を取り繕って隠す役目を担わされたのがアベノミクスとかいう経済対策ですが、これとて“カネをちらつかせてさえおけば目先のことしか見ない国民”は大いに支持してくれるはずだ、というあまりに分かり易い図式です。これほど国民を愚弄している政権は戦後初めてではないでしょうか。現政権が打ち出す政策のことごとくがこうした
「国民愚弄」「国民無視」の構図の上に成り立っているにもかかわらず、それにブレーキをかけられないのは「国民の危機意識の欠如」に他ならず、国民が気を確かに持てばジャーナリストも動かすことができ、本来あるべきまともな民主主義社会に立ち返ることができるはずなのだが、と思えてなりません。
 

私見・偏見・天邪鬼

 投稿者:爺河童  投稿日:2016年 1月30日(土)23時09分14秒
  ここ数年にわたり、世界の構成、秩序、国境線を蔑ろにしかねない、戦争、紛争、闘争、諍い、無差別テロが頻発しています。夥しい数の犠牲者を生み、自国を追われた何百万人にも達する人々が安住の地を求めて、より安全で豊かな国にへと押し寄せています。
イスラム過激派「IS」 は攻撃目標として、日本人・日本をも挙げ、その機会を窺っています。他人事ではありません。日本列島をつなぐ「新幹線」は丸裸同然です。都市の地下鉄、球場、競技場、武道館、ライブ会場など、交通の要、人が集まるところは悉く危険とみなしてみなおくことが肝要でしょう。5月には伊勢志摩サミット、6月には参議院議員選挙、8月には「リオ・デ・ジャネイロ・オリンピック」、そして2020年には、なにかと利権がらみの不正・不手際が続いた「東京オリンピック」が控えています。

安倍政権は昨年、憲法違反の国民の声を無視、憲法9条を捻じ曲げ、自衛隊の海外派遣を許す「安保法制」の強行採決に至りました。今年夏には衆議院、参議院同時総選挙を図り、あわよくば、与党議員総数を三分の二以上を確保、その勢いで、かねてからの自己の信念、「平和憲法の改悪」に突き進もうとしています。
さて、最新のブログに「モラールの低下を嘆く」 が掲載されています。まさに、その通りです。
「このところ相次いでいるあり得べからざる事故や事件に遭遇して、つくづく痛感させられるのはそのことである。慎重さに欠け、深みのない言葉を操り、立憲主義をないがしろにするような浮薄なリーダーのもとでは、とてものこと “まっとうな市民”が育つはずもなく、確かなモラールに根ざした社会の実現など望めそうもない」 との誠にもっともなご指摘がなされ溜飲が下がる思いです。

国内では相変らず、イジメによる自殺、集団リンチによる殺人、尊属殺人、児童虐待、老老介護の果ての暴力、介護施設での暴行・殺人、障がい者施設での暴行、医療機関での事故、詐欺事件の多発、などなど、現代の世相の一断面を切ってみても、それこそ枚挙に暇がないほどの問題が次から次へと吹き出ています。
政・財・産・学・いsh業界ぐるみ、組織ぐるみ、会社ぐるみによる、法律違反、条例違反、社会規範違反の事件・事案が続出しています。
データ改竄、ヤミカルテル、官製談合、丸投げ下請け三重構造、生産地偽装、消費期限・賞味期限書き直し、過剰演出や過剰営業と言う名のやらせや接待、割安、格安、激安、爆安で産業廃棄物を横流しする闇のグループや、旅行会社、旅行代理店。これらのほとんどは、所轄監督省庁、行政、自治体、教育委員会、などの不作為、無作為、無責任、癒着、に起因するところ大と言わざるを得ません。
そして、また石川五右衛門の嘆き節が聞こえてきます。
<浜の真砂は尽きるとも政界に金銭授受の種は尽き間まじ>
<浜の真砂は尽きぬともこの世に盗人・詐欺集団の種は尽きまじ>

暴走安倍政権の足元を揺るがす「政治とカネ」の問題が発覚。
金銭授受の証拠を全面的に握られ逃げ場のない甘利大臣は、一応、記者会見を開き涙ながらに大臣辞任を表明しました。
「政治資金規正法」違反のみならず「あっせん利得処罰罪」での、立件の恐れがあるとされています。後任には、安倍のお友達で、「最後は金目」で失職した輩が棚ぼた人事で再び大臣の椅子に復帰しました。
大手メディア、レポーター、コメンテーターの皆さん、口を閉ざしておりますが、今回の「甘利大臣金銭授受疑惑」の情報はいち早く週刊誌から出されました。甘利大臣としては、青天の霹靂であった模様です。あの表情からも窺い知れます。
情けないのはNHKを含めた大手メディアの体たらくです。大企業の記者たちは「記者クラブ」で、毎日何をして過ごしているのでしょうか。
世界に冠たる「記者クラブ」や「番記者」制度では、各社有能な記者を配置し、水も漏らさぬ取材合戦、スクープ合戦を繰り広げているとは思いきや、今度も、一介のと言っては、失礼ながら「週刊文春」にやられっぱなしの状態です。
田中角栄の立件、逮捕につながった、立花隆が一般月刊誌「文芸春秋」に連載した「田中角栄研究」と同じ構図ではないでしょうか。
情報源側からの情報操作、情報統制の匂いが次第に強くなって来たように思います。


 

12.8

 投稿者:昭和人  投稿日:2015年12月10日(木)12時30分45秒
  今の若い子、学生は日本がアメリカと戦争したことすら知らないと真顔で悪気もなく言ってしまう世の中になってしまった。
私は戦後の生まれだが戦争体験をした祖母や父から日本の空襲や疎開、爆撃当時の話を聞かされたものだ。
しかし今私が親戚の若い子に戦争の話を語り継ごうとするとあからさまに嫌な顔をされて煙たいおじさんのレッテルを貼られる。
これは家族でさえ伝えられないなら、学校でもっと学ばせるべきだ。

ちなみに12月8日はジョンレノンと夏目漱石の命日てしたね。
 

12月8日を知らない子供たち

 投稿者:j爺河童  投稿日:2015年12月 9日(水)00時05分41秒
  最近の教育現場を取り巻く環境として、財務省は財政難と少子化のなか、教員数をもっと減らすべきだとし、一方、文科省は逆に貧困や発達障害などに対応するために減員幅を抑えたい考えにあり、学校教員の忙しさが嵩むなかで、子どもに学力をつけ、生活の指導をし、放課後の居場所を提供し、地域の防災時の拠点、避難所にと広がりを見せ、学校の守備範囲は、膨らむ一方のようです。
どこまでを家庭が責任を持ち、どこまでを学校が担い、何を住民で支えるかが、線引きは難しいところですが、これが今問われている身近な教育問題ではないでしょうか。
ところで、今年2月、「広報うしく」に次のような募集記事が掲載眼に止まり、年齢不問のところが気に入り応募することにしました。

「うしく放課後カッパ塾学習指導員募集」=市内小中学校を対象とした、放課後の学びの場における学習指導員を募集します。小学校では4~6年生を、中学校では3年生を対象に、放課後午後4時から5時30分の間、図書館や余裕教室において、児童たちの自主支援を行っていただきます。募集人員:若干名、対象:年齢不問、勤務時間:午後3時30分~6時、申込期間:2月16日~27日。
3月に入り、新学期が始まった4月を過ぎても採用不採用の通知が届きません。5月の連休も過ぎた頃、こちらから、応募したのにその結果について、何の連絡もまだ届きませんがと、市役所の「児童課」に電話を入れました。「開始は6月の第一週からで、○○さんについては、火,木曜に向台小学校、金曜日には、牛久第二小学校に行って頂くことになっています。」とようやく、返事をもらいました。
今日は、向台小学校の「放課後カッパ塾」の日でした。出席者数30名を前に、「今日は2015年12月8日です。只今から「カッパ塾」を始めますが、今日は何の日か知っていますか」と投げかけてみました。「無言」「無言」。「今日は、今から74年前の1941年12月8日、日本海軍がアメリカのハワイにある真珠湾米国海軍基地を襲撃した日です。戦争を日本が始めた日です。」と伝えましたが、一同、きょとんとしていました。小学校では開戦日のことなど、教えないのでしょうか。
それでも、半年も経ちますと、成長の跡が見え、孫同様どの子も可愛くなってきました。


 

CSISへのお礼参り

 投稿者:爺河童  投稿日:2015年10月 2日(金)14時31分44秒
  ★ 安保法の意義を強調 稲田朋美政調会長、米で講演( 10月2日付け朝日朝刊)
“ 稲田会長は「ワシントンのシンクタンク」で講演。安全保障関連法について、
「日本はもはや傍観者ではない。国際社会の紛争解決や平和構築に米国と協力して積極的に関与していく」考えを示した。 稲田氏は6日間の米国滞在中、アーミテージ元国務長官らとも面談した。と朝日の相原記者は伝えているが、この囲み記事には、「ワシントンのシンクタンク」が具体的にどこの、どの機関を指すかは敢えて明らかにしていない。穿った見方をすれば、安倍政権から朝日新聞社に対して行われた報道規制を慮ったのではないかと思われます。事実だとすれば、「朝日よ、言論の自由は、報道の中立性は、ジャーナリズムは何処に行った?」と叫びたいものです。

 ところが、本日の「産経ニュース」で、同じ記事が詳しく伝えられていることが分かりました。

★ 稲田朋美政調会長、米シンクタンクで講演 「これからは『経済、経済、経済』だ」
【ワシントン=加納宏幸】米国を訪問している自民党の稲田朋美政調会長は30日、ワシントンのシンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)で講演し、安倍晋三首相が目指す憲法改正に関し、自民党の「党是」として取り組む姿勢を強調しつつも、当面は首相が提示した「新三本の矢」を含む経済政策を最優先とする考えを強調した。(以下省略)

 池上彰氏の「新聞斜め読み」のような話になりますがが、朝日の記事だけでは、読者は稲田氏の講演がワシントンのあるシンクタンク機関で行われたのだと思うだけで済んでしまいそうですが、実は、米国の戦略国際問題研究所(Center for Strategic and  International Studies: CSIS )で行われていたことがわかりました。

 皇国史観・歴史修正主義の首相と思想・考えが近く、次期首相候補との噂も聞かれる、自民党党四役の一角、政調会長の立場で、このCSISがまとめた所謂、「第三次アーミテージ・ナイ・リポート」提言に対する お礼の講演を行ったのではないかと見てもいいのではないでしょうか。
 安倍政権は、特別秘密保護法、原発再開、TPP交渉促進、安全保障法案採決等々、したたかに計算されつくしたロードマップに従いつつ、日本の国益を損なう政策を進めているように思われます。本来なら今回のCSISでの講演者は、安倍総理、もしくは岸田外相、中谷防衛相ではなかったでしょうか。稲田政調会長が演壇に立ったのは、むしろ、日本国民の眼を逸らす意図があったのではと勘繰りたくなります。

★ The US-Japan Alliance, Anchoring Stability in Asia
Report, Center for Strategic and International Studies August 15, 2012
Authors: Richard Armitage, Joseph S. Nye, Harvard University.


★ The US-Japan Alliance, Anchoring Stability in Asia
Report, Center for Strategic and International Studies August 15, 2012
Authors: Richard Armitage, Joseph S. Nye, Harvard University

 2015.8.19 安保特で「今回の安保法案は、第3次アーミテージ・ナイ・レポートの完コピーだ!」と山本太郎議員は代表質問に立ちました。

 2000年10月に第一次、2007年2月に第二次、そして2012年の8月に第三次が公表されたアーミテージ・ナイ・レポートは、それぞれ日本の安全保障政策に大きな影響を与えてきました。第三次リポートでは、日本への提言は9項目、日米連盟へは?項目、米国へは7項目の提言を行っています。 (山本議員が掲げたパネル等は省略します。)

 これらの「リポート」は、安倍政権にとっては、戦略的政策のガイドブック的存在であり、国民の眼からは逸らしておきたい参考書であったはずですが、委員会の場で明るみに出されて一瞬たじろぎ狼狽し、岸田外相は、出所が米国の民間団体から出されたリポート故に、コメントできないと逃げてしまった経緯があります。今回の稲田氏のCSISでの講演は、その出所元へのお礼参りの感がします。
 それにしましても、大手新聞社、大手メディアはこれらの「アーミテージリポート」をなぜ公にしないのでしょうか。WEBでは検索可能です。
 

自己矛盾だらけの現政権

 投稿者:仁田  投稿日:2015年 9月17日(木)22時13分45秒
   爺河童さん、書き込みをいただきありがとうございました。
 国会内はいま、まさに緊迫した状態で、そればかりか国会を取り囲む周辺の道路にも
安保法制関連法案の廃案を求める大勢の人々が集合しています。
 先日は中央公聴会と横浜での地方公聴会が開かれ、そこでも多くの反対意見が出された
にもかかわらず、与党が委員会で強行採決を図ってしまいました。

 多くの法曹関係者が反対意見を唱え、とりわけ砂川事件にかかわった最高裁判事がその
判決は集団的自衛権を容認するものではないし、そこに言及ははしていないというメモを
残しているという事実が明らかになったにもかかわらず、その判決を論拠に集団的自衛権
の論理を組み立てていることに矛盾があるはずです。
 『法学では政治はできない』と法学者の指摘と法を無視し、一方では都合のよい曲解を
もとに法を根拠に自らの主張をするという自己矛盾に満ちた政治を行おうとしているのが
この政権の本質であることは論を待ちません。

 法や政治の仕組みを無視する一方で、事態への対応を重視し優先させるというそのこと
自体が、立憲主義の崩壊を引き起こすということに国民は気づいたはずですし、国民の多
くの反対意見に耳を貸さないという構えそのものが民主主義を根底から覆そうとする与党
の本音であることに恐怖を覚えていることでしょう。また、議会内で自らの説明をきちん
とできず、矛盾だらけの主張を言いつのり、『いまわからなくても後でわかる』と議論を
避けて決めることを優先させようとするだけの政府と与党の姿勢は、国会の存在意味を軽
視していることに他ならず、国会そのものも崩壊させようとするものでしかないでしょう。

 国民の支持を得た自分たち国会議員が「決めるときは決める」のが民主主義だと公言し
て憚らない安倍首相ですが、そもそも集団的自衛権の行使については選挙の争点にはなっ
ていなかったはずで、多くの国民が『そんなことまで委任した覚えはない』と憤るのも無
理からぬことです。選出されてしまえば自分たちの思惑通りに何でも決められるというの
も矛盾した考えであることは明らかですが、そうした自らの過誤については棚上げするこ
とは“選良”としての意識が希薄あるいは欠如していることを自ら露呈しているものだと
言って良いでしょう。

 国民は気づいたはずです。平和というものは自分たちの手でたゆまず守っていくという
ことをせず、うかうかしているとその緩んだ気配につけこんでいつか脅かされるものだと
いうことに。
 そうなってしまってからでは遅いはずで、第一次安倍政権の当時からそのことを見抜く
目を多くの国民が持っていれば、と悔やまれるばかりです。
 国会を取り囲んだ人々は、『この法案に賛成した議員を落選させる』を合い言葉にして
いると報じられていますが、それはそこにいる人たちだけの声ではないはずです。
 安倍首相は、歴史に名を残すということに強いこだわりを持っていると伝えられていま
すが(それ自体が軽薄な子どもじみた妙なこだわりでしかないと言えますが)、残念なが
らその名は“不名誉な最悪の政治家”として語り継がれることになるはずだと私は推測し
ています。

 他国に誇る立派な国づくりを可能にするのは、知的に鍛え上げられた見識に富んだ政治
家が必要であることは疑いようがありませんが、政治家を監視し鍛えることのできる成熟
した国民として在ろうとすることがより大切な要因としてあったはずです。
 そのためには民の一人一人が自らを成長させることが肝要だったにもかかわらず、うか
うかとそのことを怠ってしまった国民にも現在の状態を惹起した責があると銘記しなけれ
ばならないでしょう。二度とこうした政治家を輩出させないためにも、単に「強いリーダ
ーシップ」を発揮する牽引車のような人物の出現を期待するという浅はかな考えからでは
なく、この難しい世の中でどう調整をしていくかという調整力と展望を兼ね備えた知的な
逞しさを備えた政治家を育てることのできる国民として在るということが日本人に求めら
れていると言って過言ではないでしょう。

 少なくてもあの戦争で家族や同胞の将来のために生命を投げ打って戦った多くの人々
は、このような愚行や乱暴な国の舵取りが行われることを望んではいなかったはずで、先
人の辛酸・困苦・犠牲的な行為に応えるためにも国民も政治家も努力を怠ってはならない
はずです。政治家も一国民であるはずなのですが、どこかでそれを忘れてしまっているか
のようで、自分たちを戦争の埒外において戦争を論じていることに強い違和感を覚えます。
 支配階級になったかのような勘違いに基づく驕りがそこに垣間見えて、何ということか
と呆れる思いがするばかりですが、政治家としての矜持も誇りもない単なる“仕切り屋”
とか“やくざな集団”にしか見えない、国と国民にとっては困り者の集団としか思えない
のは悲しいことでしかないでしょう。
 しかし、国民の多くは今回の事態を決して忘れないはずです。次回の選挙で多くの国民
はこの首相を戴く政党を選ぶことはないだろうと思いますが、そのためにも野党がしっか
り内政・外交の方針や見通しを樹立し、政策論議が活発に行われることが望まれるばかり
です。
   
 

禍根を残す強行採決

 投稿者:爺河童  投稿日:2015年 9月16日(水)19時11分22秒
  昨日の「書き込み」にも漢字の変換ミス、誤字、重複説明の不手際・不具合があり、誠に申し訳ありませんでした。ご容赦のほどお願いいたします。

今夕安全保障関連法案を審議している参議院の特別委員会では理事会が開かれ、総括質疑に移り、安倍内閣は恐らく審議は尽くされたとして、採決に踏み切る模様です。
憲法違反と国民の大多数が反対しているこの法案が採決される事態となれば、60年安保の時以上の大混乱を日本社会に招くこと必定ではないでしょうか。
安倍晋三の名は、平成の元首相として、祖父岸信介と共に後世に語り継がれることでしょう。

。与党側は、締めくくり総括質疑のあと、民主党などの出方によっては、今夜中に採決に踏み切る構えです。これに対し、民主党や維新の党など野党5党の党首らが会談し、与党が、反対を押し切って採決に踏み切った場合には、あらゆる手段で対抗していく方針で一致し、安全保障関連法案を巡る与野党の攻防は緊迫した局面を迎えています。
 

正道 憲法改正

 投稿者:爺河童  投稿日:2015年 9月15日(火)23時01分1秒
  「憲法違反」濃厚、いや、完全な「憲法違反」、いや、限りなく「憲法違反」に近いとされる「安全保障関連法案」の国会審議がヤマ場を迎えています。安倍内閣・与党は今国会会期末までに何が何でも成立させようとしています。本日は中央公聴会、明日は地方公聴会を開き、審議はつくされたとして、採決・成立に向かうつもりです。 この種の公聴会は法案提出の前段階に、広く国民の声を聴いたり、国民に理解を求めるべき場となるはずですが、参議院特別委員会審議の終了間近になって設定するとは、誠に「ドロなわ的」であり、民意無視、国会侮辱、参議院を見下しての「アリバイ造り」にすぎないと言われても仕方のないことだと思いますが、NHKの中継放送を望みたいものです。
恐らくこの開催をもって、全国津々浦々にわたり、審議・議論を尽くしたとして、安倍政権は強行採決に入る腹であること明白です。
国会周辺の反対デモは日に日に膨れ上がり、60年安保の時は革新的学生が中心となって反対運動を牽引していましたが、今回は、生徒、学生、主婦、サラリーマン、学者、法曹界、作家、音楽家、識者、自民党地方議員、創価学会員等など、国民の広範囲,多岐にわたっています。
反対野党は、「あらゆる手段を講じて徹底抗戦、断固阻止し、廃案に持って行く」「内閣不信任案」「問責決議案」の提出も辞さないとしています。

NHKTVでは局の都合でしょうか、時折、この法案審議の質疑応答を中継していますが、野党側の質問に対する、首相をはじめ担当大臣らの答弁は、答弁とは言えず、質問事項は事前に通告しているにもかかわらず、的外れの官僚作文を,ただひたすらに読み返したりして、審議時間の引き延ばし、審議時間の浪費を図っているとしか映りません。答弁に窮すると常套句、「総合的に判断する」と逃げ回っています。

今回の法案の根拠が如何に軽薄、脆弱であるかを如実に物語っており、経済は一流だが政治は二流と揶揄される所以がここでも噴出しています。ウソ、偽り,騙し、はぐらかし、挙句の果ては、知らぬ存ぜぬの逃げの連続で時間を浪費しているだけです。

「共産党」や「生活の党と山本太郎となかまたち」 から出された「自衛隊内部資料」「自衛隊幕僚長の暴走発言」「第三次アーミテージ・ナイ・レポート」、などに関連した質問に対して、法案採決後の事前の研修・研究用だ、議事録の実物がない、出所が不明な情報に答えられない、そして、「米国民間団体の資料に、いちいちコメントする立場にない」とした、噴飯ものの岸田大臣の答弁。
安倍政権が今回の法案の最大の拠り所としてきた「砂川判決」が根底から歪みはじめ、また、法案の骨組み,構成の「ネタ本」でが、明らかにされました。

■「砂川判決の破綻」
安倍政権が「集団的自衛権行使」の最大・最強の理論根拠としてきた、「砂川最高裁判決」が、公文書公開で明らかになった資料、元最高裁長官、田中耕太郎の発言、関与した最高裁判事らのメモから、「伊達判決」を不服として、跳躍上告して「最高裁判決」に至った経緯が明らかになってきました。それらを統合すると、当時の政権、司法そして在日米国大使の内密の謀議・謀略によって,最高裁判決が導き出されたとされています。
朝日新聞夕刊の連載記事 「新聞と九条」に「砂川事件」の詳細が暴かれています。また、8月19日の参議院で、山本太郎氏が法案のネタ本として「第三次アーミテージ・ナイ・レポート」を掲げ安倍内閣を追及しました。政権の広報担当NHKはこの中継を途中で打ち切ったそうですが、質問内容は、Webで検索できます。

■法案の骨組み・校正のネタ本 「第三次アーミテージ・ナイ・レポート」
The US-Japan Alliance:Anchoring Stability  in Asia, Aug.15, 2012

安倍政権が、集団的自衛権の行使の容認を、日本国憲法第9条の改定を経ずに、一般法制の改定だけで推進しようとのタネ本は、日本の一部のマスコミもようやく触れるようになった「第3次アーミテージ・ナイ・レポート」。2012年8月15日に公表された「米国と日本の同盟・・・アジアの安定を繋ぎとめる」と題する文書ですが、「朝日新聞」も「NHK」も他紙も沈黙して、その存在すら明らかにしていません。これこそ、『由らしむべし、知らしむべからず』を政権とともに歩んでいるようです。
 ブッシュ前共和党政権の国務副長官であったリチャード・L・アーミテージ氏とクリントン元民主党政権の国防次官補(国家安全保障担当)であったジョセフ・S・ナイ ハーバード大学教授が中心となり、他の十名の研究者と共に取りまとめたものですが、内政干渉も甚だしく、ダグラス・マッカーサーが日本人の精神年齢は12歳.と切り捨てたあの思いを未だ米国の為政者や関係者は抱いており、日本を植民地、或は属国として見下している姿勢がありありです。この日本への提言書を読めば、現在の安倍政権が進めようとしている政策は、山本太郎氏が叫ぶように、「アメリカのコピー」そのものではないでしょうか。


 

噴飯物の談話でした

 投稿者:仁田  投稿日:2015年 8月20日(木)21時43分5秒
   爺河童さん、書き込みをいただき、ありがとうございました。
 安倍首相は安保関連法案について、「国民の理解が進んでいない」としてケンカや火事などのたとえ話を持ち出し、ひどく短絡的で浮薄な子供だましのような説明をし、ますます不信感を抱かせてしまったようです。一つには、国民をバカにするなという怒り、そしてもう一つには、そのような浅薄な考えでこれまで堅持してきた専守防衛を柱とした憲法の精神をないがしろにし、かつ危うくするのかという怒りと政権に対する疑いが、不信感を強めているように思われます。
 国民は「理解していない」のではなく、十分にその意図を理解しているからこそ、反対の声をあげ、廃案を望んでいるのだということに気づかず、問題を矮小化してひどく短絡的な考えにこだわった主張に終始し、自らの愚かさをよそに上から目線で『理解せよ』としています。こんな滑稽な、しかしだからこそ深刻な危機的な状況に、若者から老人まで憤っているということを政権与党は真摯に受け止めるべきでしょう。

 イラン核交渉で最終合意が成立し、イランによるホルムズ海峡封鎖を、安保法案が想定する緊急事態の最上位に掲げてきた前提が崩れると、中国の進出が目立つ南シナ海を強調し始めるなど、そもそも「武力行使できるようにすること」が目的で、安保法案の成立が必要になる根拠などどうでも良いのだという論理が働いているとしか思えません。
 根拠と言えば、安倍首相によって語られる『120%ない』『絶対あり得ない』『絶対に無いと断言したい』と言った言葉は、何を根拠にそう言えるのかが棚上げされていて、それでも“説明できている”と考えているとすれば、「説明」の意味すら理解できていないということを自ら露呈しているとしか言いようがありません。
 自分が『正しい』と言えば正しく、『安全だ』と言えば安全であり、『合憲だ』と言えば合憲だと考えているとしか思えませんが、それで国民の納得が得られると思っているなら、余りにも甘すぎると言って良いでしょう。
 安倍首相はオリンピック招致の際にも、福島第一原発の汚染水について『完全にコントロールされている』と実情にそぐわない発言をあっけらかんと表明し、そのことに国民の多くが驚き、呆れたことがありました。この人物によって「なんの根拠もなく」語られる空虚な説明にならない説明は、国民をして“こんな知性のレベルの人に任せておいて大丈夫か?”と思わせるに十分と言えるでしょう。

 さらにこの人物を取り巻く近辺の議員からすこぶる前時代的な発言が多くなされ、ますます不信感が持たれる、爺河童さんがおっしゃるような“オウンゴール”が続発しており、
こお首相の周辺で語られていることの中身がどのようなものであるかが手に取るようにわかる事態になっています。
 想像するに、日露戦争での奇跡的な勝利で手に入れた「一等国の誇り」に未だに酔っていて、その後に続いた日清戦争・第一次世界大戦での勝利で多くの権益を手にし、いっそう酔いを深めたことで大国であるかのような錯覚に陥った当時をノスタルジックに回想し、支配階級としての甘い汁が吸えるかつての場所へ立ち返ろうとしているのでしょう。
 だから、基本的人権を尊重する戦後の教育が日本人をだめにした元凶だ、とか天賦人権論をとるのはやめるべきだ、とか国民に憲法遵守を求めるべきだ、などという愚かしい発言が首相周辺から臆面もなく出されるのでしょう。
 先日の首相の戦後70年談話でも首相自身が『子や孫の世代、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません』と謝罪することを忌避したいという本音、歴史修正主義者としての胸の内を吐露し、大戦を侵略と認め、真摯に反省し謝罪するのをためらう姿勢を示したのも、戦後レジームからの脱却(大日本帝国への回帰)の姿勢を貫きたかったからに他ならないはず。
それは、首相周辺から洩れてくるオウンゴールのような発言の数々と通底するもので、どんな言葉で糊塗しようとも正体が明らかに透けて見え過ぎるこの政権だからこそ、支持率の低下が加速していることに首相自身が気づくべきでしょう。

 朝日新聞や毎日新聞の読者投稿による川柳には、その間の事情を端的に詠った秀逸な句が数多く掲載されていました。
 ○好きなだけオウンゴールをやりなさい
 ○謝るのホントに嫌いこの総理
 ○問題語すべてあるけど意味不明
 ○得々とボスの本音をばらす補佐
 ○誤解などしておりません安倍総理
 ○国民は何も許してないのになぁー
 ○違憲だと分かったんだよもうやめよう
 ○せぬが勝ち勝っても負けても戦争(ひとごろし)
 ○七十年戦死者ゼロを更新中

 『どんな国家でも、その国民一般の平均水準以上の指導者を持つことはできない』と言ったのは、精神分析学者の岸田秀和光大名誉教授でしたが、このような危うい、しかも知性の劣化著しい政権担当者に力を与えてしまったのは、日本国民に他なりません。
平和憲法があることに安住し、憲法を護るための努力を怠ってきた国民一人一人の主権者としての意識こそ、いま問い直されていると考えてしかるべきでしょう。
 その意味では、かつての学生運動とは趣も構えも手法も異なるSEALDsや主婦らの反対運動に、危機意識の高まりが感じられます。
 かつてドゴール元フランス大統領は「政治は、政治家に任せるにはあまりに重大すぎる」と語ったと言われていますが、反知性主義がはびこる日本の政治状況にあっては、その指摘はいっそう大きな意味を持つことでしょう。声を上げることができなくなる前に、しっかりと「言うべきことを言う」自立した市民・国民としてあることが大切なのだと痛感しています。
 

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